2017.04.03 (Mon)
京都 宮川町・水簾
日曜日は桜を期待して、料理と一緒に楽しむつもりで予約を入れてましたが
行って見ると予想どおり、桜はまだ蕾の状態
少しウロウロして、もう一つの楽しみの京料理を宮川町の水簾でお世話になりました。

宮川町って京都・五花街の一つで大きい割に静かな所なんですよ
他には北野の上七軒、先斗町、祇園に2つとあって、観光地になってます。
通りの風景はこんな感じなのですが、今日は京をどりがあるので人が多かったです。

丁度12時、予約時間どおりに入りました。
2階のお部屋もあるのですが、僕らは好きなカウンターで予約です。
お店に入ると島谷料理長が来られて、ご挨拶
お~~~嬉しいじゃないですか、「テレビでよく拝見させて貰ってますよと」と軽くお話を
まずは飲み物、この後は京をどりを見るのであまり飲まないでおこうと話して、瓶ビールを少しだけ
早速料理ですが、土鍋を持ってこられて小鉢に盛られての一品です。
メニューやお品書きがないので、説明をメモした表現なので正確でないかもしれませんが、そこはご容赦を!
先付になるのでしょうか、蛤がゆで上に海苔が掛かってます。

え、いきなりご飯?とちょっとビックリですが量はほんの少し
筍が入ってて美味しかった、ま、軽くジャブのような感じ
次はからすみと山菜の豆腐衣和え

聞いてもなかなか覚えられなくてね、前にいる盛り付けをしてくれてたお兄さんに確認です。
そうしたら詳しく教えてくれましてね
上に載ってるオレンジのがからすみで初めて食べたのです。
奥さんも食べず嫌いで、からすみって酒の肴だけと思ってたけどイメージが変わったって
豆腐衣ってのも滑らかで絶品だわ
次の椀物がまた凄い
桜エビと筍のしんじょう

上に乗ってる透明な花は大根なんですが、これが凄い
3枚の花弁になって繋がってるのですよ

これ練習大変じゃない?って聞いたら、やはり大変だって
大根を縦に切るのじゃなく、真っすぐ立てた状態に置いて横に切り離さず切っていくらしいのです。
そんなの出来んわね
このお椀も桜エビの香と筍の柔らかさが上品でした。
そして次は鯛の昆布じめ、黄身酢和え

黄身酢って日本料理なら当たり前なのでしょうが、こちとらずぶの素人、知らねえよ(急に江戸っ子)
またまたお兄さんに詳しく教えて貰います。
お兄さんも暇じゃないのですよ、料理しながらですから煩い客
しかも頭悪いし(笑)
ここでお兄さんにこそっと聞きました
「島谷さんって怖い?」と
お兄さん、横目でちらっと見ながら小声で「厳しくて怖いですけど、普段はにこやかですよ」って
そういうお兄さんもお弟子さんに丁寧な言葉で怒ってましたけど^^
次もなかなか凄いです。
花見弁当なのですが、この大きさは手のひらに乗る一合枡の大きさ
その中にこれだけのものが入ってるのです。

ご飯、錦糸卵、海老、イクラ、豆、三色団子、煮タコ、鰻しんじょ、魚?野菜もろもろ
詳しくは忘れました
食べ応えは無いですけど、味は確りして凄く美味しいのです。
上に乗ってる三色団子はユリ根で出来てて、それぞれ味が違うのですよ

小さな奥さんの手が大きく見えるでしょ
後は熱々若竹の入った酢豚風小鍋

木のスプーンの大きさで全体の大きさが分かるでしょ
若竹煮に酢豚が合体したような鍋、これなら名前だけでもマネできるかな?
どれも柔らかくて美味しい
そうこうしてたら2本目のビールも無くなって、どうしよう
お酒は少な目にって言うてたのに、奥さんが「は~~い島谷さ~ん」と呼んで
日本酒お願いって
どれがいいですかと一升瓶2本出して並べて、味比べをさせてくれます。
こっちがいいわ
で出てきたのがこの器と徳利、そこへ島谷料理長が注いでくれました。

美味しいわ
そしてホタルイカの天婦羅
奥さんはホタルイカ嫌いで、家では出しても食べないんですが

「ホタルイカ美味しい」
なんやて、アンタ嫌いやから食べへんって常々言うてるやん
それがなにか、美味しいと
美味しいやん・・・・あははは
僕が作るのとは全然違います
魚嫌いの人が感じるあの潮の匂いがなく、旨味だけ
しかも天婦羅といっても、ホタルイカの全体を揚げてるのじゃなく端だけで中は柔らかい
お酒も無くなって「はーい島谷さん、お酒」
また来て徳利入れ替えて、お酒も別のを2本だしてくれて注いで貰いました。
初めて来た店やけど、常連さんの気分
だってテレビで見てるもん・・・向こうは初めてや(笑)
「あれ、料理これで終わり?お酒があるのに」
島谷料理長が「なんか出しますわ」と酒のアテにカラスミを小皿に入れて出してくれました。
お兄さんと予約状況や京をどりとか色々と話して盛り上がりますが、もう最後のご飯

ご飯が写ってないのですが、島谷さんが言うには
「朝、必要分を精米して炊いてるんです。拘りのご飯、旨いですよ」と
お代わり自由ですからもっとどうぞ、と勧められたのですが食べ過ぎは禁物
遠慮しました。
最後のデザート、これまた凄い
話相手をしてくれたお兄さんが、大きな鍋でカタカタカタとさっきから何か力を込めて煮ているんです。
かなり長い時間煮てから粗熱を取り、手で上手に千切って氷水に入れていきます。
「これ熱いのとちゃう?」というと
「熱いうちにしないと固まるんですよ、艶と粘りがあるものに仕上げるには大事なんです」と
それが最後のデザート、本わらび餅のカスタードクリーム添え

他の席のお客さんが「あのわらび餅は感動ものや」言うてました。
本わらびも京都の他のお店でも食べましたが、目の前で作ってるのを食べると
これまた美味しさが格別でした。
もう京をどりが始まる時間が迫ってきました。
12時丁度に入ってもう2時、2時間話して食べて呑んで、幸せな時間でした。
ここでお勘定をして貰って帰る時
お兄さんと一緒に見送りして貰って、記念写真を撮ってもらいました。

小さめにね
お土産にと頂いたおにぎりです。

物凄く満足した奥さん、会場でおにぎり食べた後は踊りの一番前の席で寝てました、オイ!
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行って見ると予想どおり、桜はまだ蕾の状態
少しウロウロして、もう一つの楽しみの京料理を宮川町の水簾でお世話になりました。

宮川町って京都・五花街の一つで大きい割に静かな所なんですよ
他には北野の上七軒、先斗町、祇園に2つとあって、観光地になってます。
通りの風景はこんな感じなのですが、今日は京をどりがあるので人が多かったです。

丁度12時、予約時間どおりに入りました。
2階のお部屋もあるのですが、僕らは好きなカウンターで予約です。
お店に入ると島谷料理長が来られて、ご挨拶
お~~~嬉しいじゃないですか、「テレビでよく拝見させて貰ってますよと」と軽くお話を
まずは飲み物、この後は京をどりを見るのであまり飲まないでおこうと話して、瓶ビールを少しだけ
早速料理ですが、土鍋を持ってこられて小鉢に盛られての一品です。
メニューやお品書きがないので、説明をメモした表現なので正確でないかもしれませんが、そこはご容赦を!
先付になるのでしょうか、蛤がゆで上に海苔が掛かってます。

え、いきなりご飯?とちょっとビックリですが量はほんの少し
筍が入ってて美味しかった、ま、軽くジャブのような感じ
次はからすみと山菜の豆腐衣和え

聞いてもなかなか覚えられなくてね、前にいる盛り付けをしてくれてたお兄さんに確認です。
そうしたら詳しく教えてくれましてね
上に載ってるオレンジのがからすみで初めて食べたのです。
奥さんも食べず嫌いで、からすみって酒の肴だけと思ってたけどイメージが変わったって
豆腐衣ってのも滑らかで絶品だわ
次の椀物がまた凄い
桜エビと筍のしんじょう

上に乗ってる透明な花は大根なんですが、これが凄い
3枚の花弁になって繋がってるのですよ

これ練習大変じゃない?って聞いたら、やはり大変だって
大根を縦に切るのじゃなく、真っすぐ立てた状態に置いて横に切り離さず切っていくらしいのです。
そんなの出来んわね
このお椀も桜エビの香と筍の柔らかさが上品でした。
そして次は鯛の昆布じめ、黄身酢和え

黄身酢って日本料理なら当たり前なのでしょうが、こちとらずぶの素人、知らねえよ(急に江戸っ子)
またまたお兄さんに詳しく教えて貰います。
お兄さんも暇じゃないのですよ、料理しながらですから煩い客
しかも頭悪いし(笑)
ここでお兄さんにこそっと聞きました
「島谷さんって怖い?」と
お兄さん、横目でちらっと見ながら小声で「厳しくて怖いですけど、普段はにこやかですよ」って
そういうお兄さんもお弟子さんに丁寧な言葉で怒ってましたけど^^
次もなかなか凄いです。
花見弁当なのですが、この大きさは手のひらに乗る一合枡の大きさ
その中にこれだけのものが入ってるのです。

ご飯、錦糸卵、海老、イクラ、豆、三色団子、煮タコ、鰻しんじょ、魚?野菜もろもろ
詳しくは忘れました
食べ応えは無いですけど、味は確りして凄く美味しいのです。
上に乗ってる三色団子はユリ根で出来てて、それぞれ味が違うのですよ

小さな奥さんの手が大きく見えるでしょ
後は熱々若竹の入った酢豚風小鍋

木のスプーンの大きさで全体の大きさが分かるでしょ
若竹煮に酢豚が合体したような鍋、これなら名前だけでもマネできるかな?
どれも柔らかくて美味しい
そうこうしてたら2本目のビールも無くなって、どうしよう
お酒は少な目にって言うてたのに、奥さんが「は~~い島谷さ~ん」と呼んで
日本酒お願いって
どれがいいですかと一升瓶2本出して並べて、味比べをさせてくれます。
こっちがいいわ
で出てきたのがこの器と徳利、そこへ島谷料理長が注いでくれました。

美味しいわ
そしてホタルイカの天婦羅
奥さんはホタルイカ嫌いで、家では出しても食べないんですが

「ホタルイカ美味しい」
なんやて、アンタ嫌いやから食べへんって常々言うてるやん
それがなにか、美味しいと
美味しいやん・・・・あははは
僕が作るのとは全然違います
魚嫌いの人が感じるあの潮の匂いがなく、旨味だけ
しかも天婦羅といっても、ホタルイカの全体を揚げてるのじゃなく端だけで中は柔らかい
お酒も無くなって「はーい島谷さん、お酒」
また来て徳利入れ替えて、お酒も別のを2本だしてくれて注いで貰いました。
初めて来た店やけど、常連さんの気分
だってテレビで見てるもん・・・向こうは初めてや(笑)
「あれ、料理これで終わり?お酒があるのに」
島谷料理長が「なんか出しますわ」と酒のアテにカラスミを小皿に入れて出してくれました。
お兄さんと予約状況や京をどりとか色々と話して盛り上がりますが、もう最後のご飯

ご飯が写ってないのですが、島谷さんが言うには
「朝、必要分を精米して炊いてるんです。拘りのご飯、旨いですよ」と
お代わり自由ですからもっとどうぞ、と勧められたのですが食べ過ぎは禁物
遠慮しました。
最後のデザート、これまた凄い
話相手をしてくれたお兄さんが、大きな鍋でカタカタカタとさっきから何か力を込めて煮ているんです。
かなり長い時間煮てから粗熱を取り、手で上手に千切って氷水に入れていきます。
「これ熱いのとちゃう?」というと
「熱いうちにしないと固まるんですよ、艶と粘りがあるものに仕上げるには大事なんです」と
それが最後のデザート、本わらび餅のカスタードクリーム添え

他の席のお客さんが「あのわらび餅は感動ものや」言うてました。
本わらびも京都の他のお店でも食べましたが、目の前で作ってるのを食べると
これまた美味しさが格別でした。
もう京をどりが始まる時間が迫ってきました。
12時丁度に入ってもう2時、2時間話して食べて呑んで、幸せな時間でした。
ここでお勘定をして貰って帰る時
お兄さんと一緒に見送りして貰って、記念写真を撮ってもらいました。

小さめにね
お土産にと頂いたおにぎりです。

物凄く満足した奥さん、会場でおにぎり食べた後は踊りの一番前の席で寝てました、オイ!
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【More・・・】
mon tresor 2007 |
2017.04.04(火) 08:41 | URL |
【コメント編集】
メタさん
こんにちは
宮川町で楽しい時間過ごされましたね。
ホタルイカが旬を迎えてますね。
錦でも今季は唐墨が沢山店先に出ました。
ボラが豊漁だった様です。
こんにちは
宮川町で楽しい時間過ごされましたね。
ホタルイカが旬を迎えてますね。
錦でも今季は唐墨が沢山店先に出ました。
ボラが豊漁だった様です。
ご隠居プーさん |
2017.04.04(火) 15:45 | URL |
【コメント編集】
こんばんは♪
カラスミとかホタルイカは酒の肴として代表的なものだけど
家では美味しく食べるのは難しいですよね
カラスミが好きなんですか
一度買って家で食べてみなくては
わらび餅も出来立てですし、ほんと美味しかったです。
1時間も練ってはなかったと思いますが、それでもじっくり
手早く作ってましたね
そんな様子を見ながら食べるのも、またいいものでした。
大体、飲むと眠くなるのでお酒は控えめにしようと言ってたのに
調子に乗ってグイグイ飲むものだから、寝ますよね(笑)
今年の結婚記念日はここ水簾でして、なんて言ってます。
サンマルクとエライ違いです^^
カラスミとかホタルイカは酒の肴として代表的なものだけど
家では美味しく食べるのは難しいですよね
カラスミが好きなんですか
一度買って家で食べてみなくては
わらび餅も出来立てですし、ほんと美味しかったです。
1時間も練ってはなかったと思いますが、それでもじっくり
手早く作ってましたね
そんな様子を見ながら食べるのも、またいいものでした。
大体、飲むと眠くなるのでお酒は控えめにしようと言ってたのに
調子に乗ってグイグイ飲むものだから、寝ますよね(笑)
今年の結婚記念日はここ水簾でして、なんて言ってます。
サンマルクとエライ違いです^^
メタさん |
2017.04.04(火) 21:53 | URL |
【コメント編集】
こんばんは♪
いや~楽しかったです。
京料理を美味しく戴きました。
カラスミもホタルイカも普段食べないのでどうかなと思いましたが
やhり美味しく料理されるので、美味しいですね
今度は桜を見にもう一度京都へ行こうと思ってます。
いや~楽しかったです。
京料理を美味しく戴きました。
カラスミもホタルイカも普段食べないのでどうかなと思いましたが
やhり美味しく料理されるので、美味しいですね
今度は桜を見にもう一度京都へ行こうと思ってます。
メタさん |
2017.04.04(火) 21:57 | URL |
【コメント編集】
おはようございます。
やはり、京料理は色彩が素晴らしい。
繊細で有り、素材に拘る。
眺めているだけでも満足出来ますね。
美味そうです~(^^)。
やはり、京料理は色彩が素晴らしい。
繊細で有り、素材に拘る。
眺めているだけでも満足出来ますね。
美味そうです~(^^)。
こんにちは♪
京料理は見て楽しむことも出来るのでいいですね
勿論、美味しいですし、これで話も盛り上がって
最高に楽しかったです。
これはランチなので、夜も行こうと話してます^^
京料理は見て楽しむことも出来るのでいいですね
勿論、美味しいですし、これで話も盛り上がって
最高に楽しかったです。
これはランチなので、夜も行こうと話してます^^
メタさん |
2017.04.05(水) 16:34 | URL |
【コメント編集】
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わぁ~!いいですね~。
私はからすみ 大好物なのです。
年末 夫の知り合いから1本頂いたの 全部一人で食べました。
痛風なるぞ!と夫が 笑。
私も奥様と一緒で蛍烏賊料亭で出されると食べます。(^▽^;)
魚もそうですね 笑。
やはりプロが調理したもの 全然違います 自分で作るとイマイチです。
わらび餅も全然違いますよね。
一時間ほどずっと練って作られるのですよね?
そりゃ 美味しい筈です。
私も初めて頂いた時は驚きました。
普段食べてたのは何だ?と 笑。
奥様寝てたのですか? オチが面白い 笑。