fc2ブログ
>
2017年07月 / 06月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08月

2017.07.17 (Mon)

神戸開港150周年記念とここでしか聞けない開港の話

日曜日、神戸は開港150周年記念イベントで賑わいをみせ、帆船も停泊して日頃見せない光景で楽しませてくれました。
IMG_2906170717.jpg
そしてメリケンパークの公園では屋台がいっぱい
だけどね、暑いアツイ!
35℃超えてんだもんね
IMG_2902170717.jpg
ステージも元気よくラップ歌ってたけど、暑くて見てられないからお客さんも少ないわ
IMG_2904170717.jpg
演奏してる人には気の毒だけど、やはり建物のなかへ
この日から、イオンスタイルのお店が開きましたので、皆さんそちらへ行ってましたね
かなり広くてイートインスペースも充実してたけど、なにせ二日目でしたから大変でした。
この様子は、後日アップしたいと思います。


ところで、その昔どうして神戸が開港になったのか、開港元年とは
そんな話は殆どなく、年表に1行超簡単に書かれてるだけでした。
今日はその辺りを僕なりに知ってる範疇で楽しく纏めてみたいと思います。


ポンポン、ポポンガポン(講談調)
時は江戸時代の終わり、欧米の連合国が
「おい、金で出来た家(金閣寺)がある金持ちの国があるようやから、脅して取ってまおか」
そんな相談をした黒船艦隊が鎖国をしていた日本に来たのが1858年の話
(中学の歴史で勉強しましたな)

当時の江戸幕府に連合国が
「コラッお前ら、ワシらが住めるところと港を差し出せ」と言うたんですな
江戸幕府は都がある東京と京都は避けたい、けど遠いところも受け入れて貰えんやろという事で
横浜と兵庫辺りを候補に挙げたのです。

ところがこの兵庫の港は兵庫津といって、今の中央市場がある所で、現在の神戸港から西へ
約2~3km離れたところなのです。

じゃ、なぜ今の神戸港になったのか
それは当時、現在の神戸港は神戸村といって過疎地だったのですが、近くの元町に
1785年生まれで生家が呉服商の網屋吉兵衛という人が居たのです。

この人、11歳の時に荒物商へ奉公に出るのですが、その奉公先の商売に船を使ってたのです。
ところが木でできた船ですから、船底にフナクイムシや貝がくっつくのですがこれが取れない
長く船を使うためには取って整備が必要だから、面倒でもドッグがある四国まで運んでいたのです。

それを網屋吉兵衛は、近くの神戸村の海岸に船ドッグを作ろうと、この海の深さ、潮の満ち引き
風の方向等を十数年かけて調べたのち、夢のドッグを私財を投じて建設し始めたのです。
1855年には完成したのですが、費用が掛かり過ぎて借金を背負い、返せと訴えられた時に
神戸村が間に入り借金返済は無くなったのですが、この船ドッグを担保として取られるのです。
しかしここの管理人として雇われ、返済すれば返して貰える話だったのです。


ところがですよ、初めの話に戻ります。
連合国が「ワレ、早よせんかい、いつまで掛かとんじゃい」
と、幕府の徳川家茂に迫るのですが
「そ、そ、そんなこと言うても、天皇ちゃんがOKしてくれへんもん」
連合国は
「幕府のオマエじゃ話にならんから、直接天皇と交渉するわ」
「そんなことされたら僕の立場が無いやん」
と将軍家茂は大阪へ船で行くことになったのですが、その乗った船は海外を経験して海軍の必要性を
訴えていた勝海舟の船なのです。

勝海舟は網屋吉兵衛が、ずっと神戸村の海の様子を調べていたのを聞いて知ってたので、将軍の
家茂を吉兵衛に合わせ、開港することの是非を直接吉兵衛から聞かせたのです。
吉兵衛は「開港はバッチリでっせ、僕がずっと調べましたから自信ありよ」なんてね

それに自信を得た家茂は、嫌がる天皇家を説き伏せて、漸く1867年(慶応3年)神戸村に港が開港
され、後に連合国が入って外国人居留地として発展、そして船ドッグは神戸税関として利用されたのです。

一方の網屋吉兵衛と神戸村が交わした返還についての話は破棄となり、網屋吉兵衛は全財産を
失っただけでなく、一人で生涯を掛けて調べた神戸港の成果も認めて貰えなかったのです。
今回の神戸開港150周年には全く名前が出てきませんが、本当はこの人が居たから神戸が港町
として栄えたといっても過言ではないように思えるのです。
この網屋吉兵衛の碑は新しく出来た「みなと温泉」に残ってると思います。
IMG_3657_convert_20140119080547[1]



よかったらポチっと応援してね!

テーマ : 今日のつぶやき。 ジャンル : 日記

21:49  |  平清盛解説&ゆかりの地  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  編集  |  Top↑
 | BLOGTOP |