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2015.11.21 (Sat)

京都・白河院と鹿ケ谷の法然院

昨日は京都へ独り占めの京都シリーズに行ってきました。(自分で勝手に言ってます)
世界一の観光スポットの京都ですから、いつ行っても人だらけ、しかもここは日本か?と思える状況です。
でもね、♪違う違う、そうじゃそうじゃな~い♪って厳かな京都の風景に憧れるでしょ
たとえ写真の中だけでも、そんな京都らしさを味わえたらと思い一人ブラブラしてきました。

今日の自分ベストショット、白河院でのひと時です。
見て欲しいのは向こうに見えるご婦人
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平安神宮のすぐ傍、殆ど人の居ない庭で水辺に浮かぶ紅葉をゆっくり見ながらお茶を飲んでられました。
京都ならこうでなくっちゃと思うのですが・・・紅葉が物足りない?

なら近くにある今が丁度見ごろの永観堂です。
人が少ないって?右端に拝観料の行列ですよ
丁度お昼頃でしたが、これからもっと人が増えると言ってましたよ
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ここだけでも紅葉を見に入ろうかと思ったのですが、うんざりして止めました。


という気ままな一人歩き、良かったらお付き合いください。
京都・河原町について真っ先に向かったのがすき屋、牛丼で腹ごしらえ(笑)
今日はバスを使わずカメラ持って一日歩くと決めたのです。
そしてまずは河原町から知恩院に向かいましょう・・・・がそこは天邪鬼、寄り道して宮川町へ
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一度は来て食べてみたい、あの面白い島谷料理長がいる「水簾」を探しにきました。
魅力やね

場所さえ分かれば、いつかは来るぞと心に決めて、次はそぐ傍の祇園へ
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裏から通ったの初めてで、人全然いません
隣の筋は花見小路で人だらけ、ホント不思議、ゆっくり見て歩くのはこんなとこへおいでやす^^

祇園から八坂神社を通り抜けて知恩院、青蓮院門跡へ
本当はここのライトアップをゆっくり見たいのだけれど、時間がね難しい
もう一つ将軍塚青龍殿は全く行ったことがないので行きたいけど、車がないと行けないらしい
京都は車で行くと大変だけど、ここだけは車がお勧めの名所です。

まあまあ、そんなことを考えながら平安神宮を過ぎて白河院へ
ここは観光地ではなくて旅館です。(全く書いてないのでわかりませんでした)
入れるのかな?以前来た時もそう思ってそっと中を覗いただけだったのですが、今回は庭師の方が居て
聞いてみたら、ご自由に見て行って下さいとの事でした。
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ここの建物は新しいのですが、歴史は平安時代まで遡ります。
当時の公家、藤原氏の別荘だったのですが白河天皇に献上されたのでその名前をとって白河院というのです。

白河天皇はこの地に法勝寺という6つの寺からなる寺院を作りました。
後に平清盛と同世代の後白河天皇に引き継がれた時には、俊寛というお坊さんが守ってられたのですね
この俊寛という方は鹿ケ谷(今でいう哲学の道の山側)に別荘を持ってられて、ある日、藤原氏と天皇と
共に密談をされてたのですが、このことが平清盛にばれて島流しにされてしまい死んでしまいます。

ところがこの密談は平清盛の策略だったのではないか、ということでこの件を「鹿ケ谷の陰謀」というのですね
この辺のながれは歌舞伎の「俊寛」という演目にも挙がってるのです。

その鹿ケ谷の「哲学の道」の紅葉です。
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ここは桜がすごく綺麗で、毎年必ず来て楽しんでますが紅葉の時期は、そんなに・・・ですね
でも観光地ですから沢山の方が来られてます。
少し歩くと叶匠寿庵のお庭です。
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女性ならまだしも男一人じゃね(笑)外からだけにさせて貰いました。

この哲学の道の中程から山側に歩くと、俊寛山荘の碑があるところへ行けます。
奥さんと二人で行ったのですが、まあ坂の凄い事、桜の時期でしたが誰一人いません
途中山から下りてきた人と出会い聞いてみると、まだ先だと言ってられて諦めて帰ったことがありましたよ
根性のある人は一度挑戦してみてください(笑)

そしてもう少し先に行くと法然院があります。
ここは哲学の道から外れて10分程で、桜のシーズンでもそんなに人は多くなく、お勧めのお寺です。
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外国の方は殆ど居なくて日本人ばかりです。

山門からの額縁に入った紅葉がここでは見れます。
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このお寺の魅力は説法にあります。
法然という人は平清盛と同じ時期にもなるのですが、仏教というのは権力の象徴に近かったのです。
たとえ天皇たりとも死は訪れてくるのだけど、その時自分は天国に行きたい、他は地獄でも自分だけは
そんな事から財力を持ってる公家や天皇は寺を沢山建てるのです。
そうするとお坊さんも同じように階級が必要になってきますよね
比叡山の山門もだんだんそういった天皇を中心とした対応に代わっていくのです。

其のことに法然は疑問を持ち、仏教とは誰にでも平等であるべき
そういって南無阿弥陀仏と唱えれば、誰でも極楽浄土に行けると説いたのです。
民衆を毎日集めて、説教をし疑問にも必ず答えてました。

当時の民衆は、税として公家が米などを強引に持っていき民衆は食べるものも無く疫病も流行ってました。
だから生きるために泥棒をし、人殺しも日常茶飯事だったのです。
その人殺しをした人も、南無阿弥陀仏と唱えれば、誰でも極楽浄土に行けるのかと民衆が投げかけました。

すると法然は、考えた挙句「南無阿弥陀仏と唱えれば、誰でも極楽浄土に行ける」と言い切ったのです。
だからこそ民衆には凄く広まったのですね
そしてこの考え方を他力本願というのです。
また、この教えを受け継いだのが親鸞で、知恩院に祭られてるのです。
この親鸞も山(比叡山)を下りて白河院の辺りに居たのです。

ただ困るのは天皇や公家たち、自分達は金をつぎ込んで天国へ行けるようにしてるのに
なんで拝むだけで同じように天国に来るのじゃと
当然弾圧が入り、色々と戦いがあったのですね
でもその考え方は後世まで浄土真宗として受け継がれてるのです。

ここの住職は現在善悪についての話を1日2回されてます。
話が終わると、みなさんから質問を受け付けるのですが、時間が来ても終わることはありません。
納得して皆さんの困りごとを一人ひとり聞いて答えてくれるのです。

正に法然の考えを受け継いでるお寺なんですね
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この日はご婦人の方が何か相談されてるようでした。

さあさ時間もかなり過ぎました。
ここから歩いて三条まで帰りましょう
吉田神社、京大の前を通り、かなり歩きましたね
三条まで帰ってきましたので、自分へのご褒美に六曜社のコーヒーとドーナツを頂きました。
大好きでね
京都の方にコーヒーの店を訪ねると、イノダコーヒーを教えてくれますが、僕はここが好き

そしてお土産を買って帰らなくちゃ
最近、仲良くさせて貰ってる桃先マルクさんに教えて貰った「一の傳」
西京漬けの魚と奥さんが好きな蕨もちをお土産にね
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最後は錦市場の「だいやす」で焼き牡蠣と生湯葉と生麩の炊いたんで一杯
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ええ気持ちになりました。
電車乗って帰ります。

ここまでお付き合い下さいましてありがとうございました。
後は寝るだけです(笑)



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テーマ : 行ってきました! ジャンル : 日記

23:10  |  ┣京都  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)  |  編集  |  Top↑
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