fc2ブログ
>
2012年05月 / 04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

2012.05.05 (Sat)

平清盛「誕生、後白河亭」

こうやって毎週記事を書いていると、何となくこのドラマ、平清盛人気が
無い理由が分かるような気がします。
平清盛は権力争いに終始するドラマです。
一方、今の世の中は下降線で政治家は権力争いや自己保身に終始し、政治が
進まず、国民は嫌気がさしてます。

どうもテレビまで権力争いなんか見たくない、という感じだと思います。
NHKも時代背景が悪かったと諦めましょう・・・あははは

でも清盛がどう対応したのか、見るのも勉強になるかも知れませんよ
という事で、僕は今年いっぱ勉強しますわ
あ、ここに書いてる図は僕独自の物ですから、無断転載禁止です。
そんな大そうなもんか・・・・あかんか?(笑)


第17話までの裏話をご覧になるにはこちらをどうぞ⇒


平家の棟梁が清盛となった後、若くして子供の居なかった近衛天皇が亡くなります。
通常は皇太子が決まってますので、問題無く皇位継承が行われるのですが
まだ子供が居なかった事から決まって無く、王家は乱れる事になります。

王家の状況を更新して表してみました。
ouke21_convert_20120505193414.jpg


近衛天皇亡き後、誰が天皇になるのか、そして一番影響を受けるのは誰なのか?
その天皇を決定するのは、院政を行ってる鳥羽法皇なのです。

影響を考えてみますと、崇徳上皇方は、騙されて元々外されてますから影響は
ありません。雅仁親王も、鳥羽法皇からは「器じゃない」と無視されています。
鳥羽法皇自身も、院政は出来なくなるかもしれませんが、法皇の地位は揺らぎません。

一番影響を受けるのは、国母である得子・美福門院なんですね
女性として最高の地位から落ちるだけでなく、新しくなった国母から
自分が待賢門院を追いやったように、自分も迫害を受け失脚する可能性が大きいんです。

だから泣き叫ぶシーンがあるようですが、それは自分の子が亡くなる悲しみより
失脚する恐怖の方が大きかったのかも知れません。


これを見方を変えて、権力を守りたい側と取りたい側に分けて表してみました。
kenryoku1.jpg

美福門院が真っ先に希望したのは、下の養子の子、守仁親王を天皇にする事なんです。
そうすれば国母を継続できますが、守仁親王の父親は天皇でもない雅仁親王なんです。
今まで親が天皇で無い子が天皇になった、そんな例は無いと周りから反対されてしま
います。

側近は一番の適任者は崇徳上皇の子、重仁親王ということで意見が一致し
鳥羽法皇も仕方なしと思ってたのですが、ここからウルトラCが飛び出します。

信西の妻は雅仁親王の乳母でした。
当然、雅仁親王は素行が悪いので乳母としての評価も良くなかったでしょう
信西もそれは仕方ないと諦めたと思うのです。
ところが成り行き上、雅仁親王を一旦天皇にして、守仁親王を皇太子にする
その後、守仁親王を皇位継承して天皇とすれば、美福門院の願いは敵うのです。

そうすれば信西は天皇の乳母の夫として大きな影響力を発揮できるのです。
もう一度位階の表を出します。
kaii21_convert_20120505210248.jpg
信西は正五位下と低く、公卿でもありません。
しかし、忠盛や清盛のように武家の壁は無いのです。
このチャンスを逃す手はない・・・と思ったのでしょう

美福門院と信西は手を組んで雅仁親王を一旦天皇にして、守仁親王は皇太子にする。
雅仁親王の母親は敵方の待賢門院ですが、1142年に既に亡くなってます。
相手方の国母から逆襲を受けることもないのです。
天皇の位を短期間で守仁親王に譲位する。そうして守仁親王が天皇になれば、崇徳側に
皇位を渡さずに済むのです。

この2人は、鳥羽法皇に猛プッシュしたでしょうね
鳥羽法皇にしても、崇徳上皇には皇位を渡したくないのですから、賛成したんですね
そして・・・・雅仁親王による「後白河天皇が誕生するんです」


一方、平清盛はどう考えたか
勢力図を見て頂くと、平家はどちらにも家臣が関係してるんですね
ここでどちらかに就くと、平家の分裂は避けられない
万が一どちらかに就いて、負けたら平家は滅亡する
たとえ勝っても、忠盛が正四位から昇進しなかったように、既に正四位の
清盛にはこれ以上の昇進は殆ど期待できないのです。

あなたが清盛だったらどうします?



「勝手にやって、俺は知らん」そんな答えが出そうです。




明日は久しぶりのバス旅行
渋滞が無ければいいんですが・・・


ポチツっと応援してね

テーマ : ひとりごと ジャンル : 日記

20:11  |  平清盛解説&ゆかりの地  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  編集  |  Top↑
 | BLOGTOP |